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べーテン音楽コンクールを受けました(その1)

  • かわばたみほ
  • 2024年3月28日
  • 読了時間: 4分

更新日:2024年11月6日

昨年夏~冬にかけて、べーテン音楽コンクールを受けていました。

全国規模で有名なコンクールだと思うので、前から気になっていました。

べーテン音楽コンクールに初挑戦した記録や感想をいろいろとつづっていきます✎

項目別に分けましたので、読みたい箇所をクリックしてください🖱



①受験の動機・申し込み時のコース選択

受験の動機としては、数か月練習してきた曲をそろそろ人様に聞かせられる形にしたいと思ったときに、日程が仕事と重なっておらず、自由曲で参加しやすいと思ったことです。


私が受けたのは、自由曲コース ピアノ部門 の 一般AⅠ です!

一般部門は、年齢・音楽大学ピアノ科出身かどうかでいくつかに分かれています!


バロックコースも気になっていたのですが、今回練習している曲がロマン派だったので、今回は自由曲コースにしました!

予選→本選→通過すれば全国大会✨

自由曲コースは予選・本選・全国大会それぞれのステージで曲を変えても変えなくてもどちらでも構わないルールですが、

私は約2か月おきに来る本番を活用して、1曲の完成度を磨いていこうという思惑です💭


②予選~本選での所感(移動や会場の雰囲気など)

予選~本選は九州地区福岡会場(福岡女学院ギール記念講堂)で受けました。

こちらの電車で天神~大橋駅まで移動し、大橋駅からは西鉄バスで会場最寄りのバス停まで向かいます。



同じ会場でヴァイオリン部門とピアノ部門が交互に行われていました。

審査員の先生方にとっては、休憩時間が長くとれるので、いいことだと思いました。


更衣室(兼控室)は隣接している校舎の教室でした。


実際にホールで弾いた感想としては、そこまでホールっぽくない感じでした。

自分の弾いた音がそのまま聞こえる感じで、普段練習で聴く音との環境的なギャップがなく、自然な響きで弾きやすいと感じました。


会場での録音・録画は禁止されていましたが、舞台裏のスタッフさんにお願いすれば、自分の演奏のみ、ステージ上の参加番号の譜面台に録音機材(参加者自前)を置いていただくことができました!


本番終了から結果発表までは30~40分くらいでしょうか。

他の方の演奏を聴いていたら、あっという間にその時間になります。(私にとっては嫌なドキドキの時間です)

③制限時間について

要項では、予選8分、本選10分の記載でしたが、当日会場に行ってみると、「参加者多数のため7分」とのことでした…

予定より演奏時間が短いのは良くも悪くも両方でした💦

④審査結果・通過率について

自分の参加したコース・部門・カテゴリーのみ、全員の平均点と賞の区分が記載された用紙をもらえます。自分の順位やボーダーラインとの差がわかると思います。


予選・本選と同じ会場で受けてみて、他の方の顔ぶれを見ていると、おおむね予選は通過できるんじゃないかなと思いますが、予選の演奏の出来次第では通過できない場合も、それなりにあるのではないかと思いました。

ただ、ぎりぎりの点数で通過すると、次の選考で厳しいかなと思います。


本選~全国大会の通過率については、分かりません。

ただ、結果発表のときに、皆さんに配られる講評など入った封筒を見ていたら、ほぼ盾(=最優秀賞・優秀賞)が入っているような厚みがある感じも、、

予選も本選も、通過するのは人数枠ではなくて、絶対評価だと思います。

比較はされるものの、みんながいい演奏をすればみんながいい評価を受けるのではないかなと思います。


どのステージでもそうですが、なるべく完成度の高い演奏、その日できうる限りのベストな演奏をして、あとは自分ではどうしようもないこと(=周りの参加者の演奏、審査員の評価の仕方など)なので、不可効力。

神のみぞ知る💦


私個人の結果ですが、予選:優秀賞、本選:最優秀賞でした✨

封筒を開けたときの第一声は「え?」

演奏自体も満足できるものだったので、いい形で全国大会の切符を手にすることができて、本当に嬉しかったです。




こちらは本選でのお衣装。女子校らしいおしゃれな鏡でした。





帰りのバスまで待ち時間でうどん🍽






⑤全国大会以降については次回へ



ここまでお読みいただきありがとうございます。

次回は全国大会以降のことについて書こうと思います。

・全国大会での所感

・私が参加した第17回と、これから開催される第18回の変更点について














 
 
 

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