以前弾いた曲を掘り起こして、シリーズ化したいと思います🎹
同じ曲でも過去と現在では見えてくるものが違います!
それを感じるのは嬉しいことであり、私自身の勉強にもなり、
読んでいただいた方への知識や考え方のシェアもできるかと思い、、
当時の課題と、今ならこう弾くなという見解も含めて、つづっていきたいと思います。
今回は、チャイコフスキー作曲の「新しいお人形」です♪
よく子ども向けの楽譜で見かけることが多く、発表会向けの曲としてもいいみたいですね!
私はこの曲を小3か小4あたりで取り掛かることになったのですが、
当時、ぜんっぜん練習が進まなかったという思い出が強く残っています(笑)
なぜ進まなかったのかというと、それは譜読みが面倒だと思ってしまったからです…
いつまでたっても譜読みが終わらず、、、
当時の楽譜には″毎日10分″という先生の書き込みが残っています💦(先生ごめんなさい)
当時の私にとって、どこが難しかったか。なんで譜読みが苦だったのか。
それは、調号と臨時記号です。
「この曲は♭がシとミにつく」ということは知っていたけれど、
それ以上のことは知りませんでした!!
「この曲はB durなので、その調号の周辺の和音を使っているであろう」みたいな予見する力があればいいのでしょうが、そのような感覚はまだありませんでした。
特に18小節目からの中間部では、B durから離れた調になったりするので、それに対応できるレベルではなかったんですね、、、
【掘り起こしての学び】
調号や和声機能を知っていると、見えてくるものが全然違う!
もちろん、音色とか音と音の間とか、そういう楽譜に書いていないこともあるのだけれど、
基本知識は大切ですね🎵
そして多くの曲に触れ、経験値を上げること!
譜読みを済ませて音を覚えたら、この曲はリズムや音型がずっと一緒なので、例えば和音の働きを活かして音色を工夫するなどして、変化をつけていきたいですね!
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