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ベートーヴェン/月光ソナタより第1楽章

かわばたみほ

昨年11月に、コンサートでベートーヴェンのピアノソナタ第14番「月光」より第1楽章を弾く機会をいただきました。

長崎県音楽連盟主催の『名曲コンサート』です。


西洋から長崎に入ってきた「西洋音楽」の中に、ベートヴェンの交響曲「田園」や月光ソナタがあったらしく、そのような経緯でこの曲を弾きました。


「月光ソナタ」(正式にはピアノソナタ第14番)の中で一般的に有名なのは、やはり第1楽章。

「ピアノ名曲集」のような楽譜にはよく載っていますね📚

終始静かに、でも決して弱くはない音楽が進んでいきます。


一方で、ピアノを勉強していると、第3楽章をよくコンクールなどで聞くことが多いです。

急速なアルペジオから始まるかっこいい曲!

ただし確実なテクニックが出来を左右するのではないでしょうか。。。

私は臆病なので、まだまだ挑戦出来ていません…


個人的には、第2楽章のかわいらしい感じも好きです。

第2楽章には”谷間に咲くユリ”という愛称があるのだとか🌼

トリオの部分では、力強く音楽が発展します。


今回演奏したのは第1楽章。

弾いてみて勉強になったなあと思うのは、『動かない音楽』!!!


何かしなくちゃと思って、音楽を揺らしたりしない!

どっしり構えて動かないことが、この曲の表現。

「和声進行で語る」ことを意識して弾きました。


こちらの動画は前日に自宅で弾いたものです🎼




本番では薄暗い照明を当てていただきました✨

雰囲気出ますね!!!















今回のコンサートは、私史上最もたくさんのお客様にご来場いただきました!

本当に感謝です🥰

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